ESTJ(幹部)タイプは、MBTIの16タイプの中でも、組織的で責任感の強い実践的な
リーダーとして知られています。論理的思考と行動力に長けており、周りの人を巻き込んで目標達成に導くことができます。
そんな彼らの特徴や輝く場所、そして気をつけるべき点について解説します。
ESTJ幹部の特徴
外向的で実践的な思考
ESTJは外向的な性格で、現実的な判断力に長けています。規律と秩序を重んじ、状況を論理的に分析し、迅速な意思決定ができます。チームの目標達成に向けて行動します。
組織的で責任感が強い
計画性と組織力に優れ、与えられた役割を確実に遂行します。周りの人を巻き込んで目標達成に導くリーダーシップを発揮します。
規則を重視する
既存の規則や手順を大切にし、組織の秩序を維持することを心がけます。約束を守り、責任を果たす姿勢が周囲から信頼されます。
合理的で客観的な判断
感情的な要素を排除し、論理的な判断基準に基づいて物事を判断します。また、効率的に物事を進める能力があり、結果を出すことに長けています。
ESTJ幹部の活躍の場
ESTJ幹部は、その組織的な思考と強いリーダーシップ力から、管理職やリーダー職が彼らの得意分野であり、部下を適切に指揮し、組織の運営を効率的に行うことができます。また、論理的思考と正義感の強さを活かし、法律関係の職業、例えば弁護士や警察官などにも向いています。さらに、教育の分野でも組織的で責任感の強いESTJは、教師や校長などの役割を適切に果たすことができるでしょう。
このように、ESTJ幹部は多様な職場で活躍の場を見出すことができます。
ESTJ幹部の注意点
ESTJ幹部の強みである論理的思考と組織力は、時に弱みにもなる可能性があります。次のような点に注意が必要です。
ESTJ幹部は既存の規則や手順を重視するため、状況に応じた柔軟な対応が苦手な場合があります。変化に対応できるよう、柔軟な思考を心がける必要があります。また、感情的な要素を排除して判断するESTJは、自身の感情を表現するのが苦手な場合があります。部下や同僚とのコミュニケーションを円滑にするため、感情面での配慮が重要です。
ESTJ幹部と相性の良いMBTIタイプ
-
INFJ (提唱者)
・INFJはESTJと価値観が似ており、組織的で責任感のある ESTJ の行動を理解し
支持することができます。
・INFJの洞察力とESTJの実行力が相互に補完し合います。 -
ESFJ (領事官)
・ESFJはESTJと同じく外向的で、人々との調和を大切にします。
・ESFJの感情面での配慮がESTJの論理的思考を和らげる効果があります。 -
ISFJ (擁護者)
・ISFJはESTJと同じく責任感が強く、組織的な仕事を得意としています。
・ISFJの細やかな気配りがESTJの厳格さを和らげる役割を果たします。
ESTJ幹部と相性の悪いMBTIタイプ
-
INFP (仲介者)
・INFPはESTJと価値観や考え方が大きく異なります。INFPの感情的で内向的な
性格がESTJの論理的で外向的な性格と対立しやすくなります。
・INFPはESTJの規則重視や組織的な行動様式を理解することが難しく、
お互いの行動原理が合わないため相性が悪いです。 -
ENFP (運動家)
・ENFPはESTJと同じく外向的ですが、ENFPの自由奔放な性格とESTJの
規律正しさが対立します。
・ENFPの感情的な面がESTJの理性的な面と合わないため、お互いの行動様式や
価値観の違いから相性が悪くなります。 -
ISFP (冒険家)
・ISFPはESTJと正反対の内向的で感情的な性格です。ISFPの柔軟性とESTJの
固定観念が衝突し、お互いの行動が理解し合えず相性を悪くします。
・ISFPはESTJの論理的で組織的な行動様式を受け入れることが難しく、お互いの
価値観の違いから相性が良くないです。
まとめ
ESTJ幹部は、天性のリーダーシップを持ち、規律と秩序を重視する性格で、明確な意思決定を迅速に行い、チームを効果的に導く力があるため信頼されます。
注意が必要な点は、規則や手順に固執しすぎること、感情に対する配慮が不足することです。新しいアイディアや方法に柔軟性を持ち、他人の感情への配慮を意識することで、さらに活躍できるでしょう。
この記事が面白かったら、友達や家族とも共有してみてくださいね。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!