「どうして私はいつも争いを避けてしまうんだろう…」「もっと自分の意見を言えたら…」そんなふうに悩んだことはありませんか?
もしかすると、あなたは生まれつき平和を愛する性格なのかもしれません。MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)では、16種類の性格タイプの中に、特に争いを避けて調和を大切にするタイプがいくつか存在します。
この記事では、平和主義な性格を持つMBTIタイプを5つご紹介します。自分の性格を知ることで、「これでいいんだ」と安心できたり、もっと自分らしく生きるヒントが見つかるかもしれません。
平和主義なMBTI5選
ここでは、争いを避ける傾向が強い5つのMBTIタイプをご紹介します。あなたや身近な人に当てはまるタイプがあるかもしれませんよ。それぞれのタイプがどのように平和を大切にしているのか、具体的な場面も交えながら見ていきましょう。
1.INFP(仲介者)

理想を追い求める平和の使者
INFPの主な特徴
- 心に深い理想と価値観を持つ平和主義者
- 人の感情を敏感に察知し、共感力が非常に高い
- 両者の立場を理解しようとする調整役
- 日本人の約16%を占める最も多いタイプ
INFPは「仲介者」と呼ばれ、心の奥底に深い理想を持っている性格タイプです。穏やかで優しく、人の気持ちを深く感じ取ることができます。まるで心の中に「みんなが幸せになれる世界」という絵を描いているような人たちです。
争いを何よりも嫌い、みんなが幸せになれる世界を心から願っています。もし周りで誰かが言い合いをしていたら、どちらかの味方をするのではなく、「どうしたら仲直りできるかな」と考えるタイプです。たとえば、職場で同僚同士が意見をぶつけ合っていると、「Aさんの気持ちもわかるし、Bさんの言いたいこともわかる…」と両方の立場を理解しようとします。
感受性が豊かすぎるため、小さな言葉にも傷ついてしまうことがあります。何気ない一言でも「もしかして怒らせちゃったかな」「嫌われたかも」と深く考えてしまうのです。でも、その優しさこそがINFPの魅力なのです。日本人には最も多いタイプで、約16%もの人がこの性格だと言われています。
実際の場面では、友達グループで遊ぶ場所を決める時も「みんなが楽しめる場所がいいな」と全員の希望を叶えようと一生懸命考えます。自分の意見は「どこでもいいよ」と言いながら、内心では理想の楽しい時間を思い描いているのです。芸術や文学、音楽などクリエイティブな分野で才能を発揮する人も多く、その豊かな内面世界を作品に表現することで心のバランスを保っています。
2.ISFJ(擁護者)

献身的で思いやり深いサポーター
ISFJの主な特徴
- 責任感が強く、縁の下の力持ちタイプ
- 細かいことに気づき、先回りしてサポートできる
- 集団の和を最優先し、自己犠牲的な面も
- 日本人の約7%、勤勉で献身的な性格
ISFJは「擁護者」と呼ばれ、周りの人を静かに支える優しい性格です。責任感が強く、人のために尽くすことに喜びを感じます。縁の下の力持ちという言葉がぴったりで、目立たないところでコツコツと周りを支えています。
集団の和を何よりも大切にするので、自分が少し我慢すればみんながうまくいくなら、と自分の気持ちを後回しにすることも。細かいことによく気づき、「あの人、今困ってるかも」と察知する力があります。たとえば、会議室に入った時に「あれ、エアコンの温度が低すぎるかな」「このお菓子、Cさんの苦手なものだったかも」と気を配ります。
平和主義で争いを好まないため、攻撃的な人や自己中心的な人とは距離を置きたくなります。日本人の約7%がこのタイプで、勤勉で献身的な性格が日本の文化にもよく合っています。
具体的には、家族の誕生日を誰よりも覚えていたり、職場で新人が困っていたら自分から声をかけて助けたりします。「前にこうやって困ってた人がいたから、同じことで悩んでるんじゃないかな」と過去の経験から学んで、先回りしてサポートできるのです。ただし、自分のことは後回しにしすぎて、気づいたら疲れ切っていることも。だからこそ、周りの人が「いつもありがとう」と感謝を伝えてあげることが、ISFJにとって何よりの元気の源になります。
3.INFJ(提唱者)

深い洞察力を持つ平和の守護者
INFJの主な特徴
- 静かだが強い信念と使命感を持つ
- 深層心理まで理解する洞察力の持ち主
- 理想的な世界を作りたいという思いが強い
- 日本人の約6%、儚く繊細な雰囲気
INFJは「提唱者」と呼ばれ、静かながらも強い信念を持つ性格タイプです。人の気持ちを深く理解し、理想的な世界を作りたいという使命感を持っています。表面的には物静かに見えますが、心の中では「こんな世界になったらいいな」という強い思いを秘めています。
争いそのものを心から嫌い、「そもそもケンカがない世界がいいのに」と考えます。戦うことは好みませんが、どうしても必要な時は正しい方法で、誰かの支えがあれば立ち向かうこともできます。たとえば、職場でいじめを目撃した時、すぐに大声で止めるのではなく、被害者に寄り添いながら、どうすれば状況を改善できるか深く考えます。
相手の事情や気持ちを深く考えすぎて、自分が苦しんでいても相手を許してしまう優しさがあります。約6%の日本人がこのタイプで、儚く繊細な雰囲気を持つ人が多いです。
日常生活では、友達が悩みを打ち明けてくれた時、表面的な言葉だけでなく「本当は何に苦しんでいるんだろう」と深層心理まで理解しようとします。「こう言ってるけど、本当は寂しいんだよね」と見抜く力があるのです。また、社会問題や環境問題など、大きなテーマに関心を持つ人も多く、「自分に何かできることはないか」と考え続けます。ボランティア活動や支援活動に静かに参加している人も少なくありません。この深い共感力と洞察力は、カウンセラーやコンサルタント、作家などの職業で大きく花開きます。
4.ISFP(冒険家)

自由を愛する穏やかな芸術家
ISFPの主な特徴
- 五感が鋭く、美的感覚に優れた芸術家肌
- 自分らしさを大切にしながら調和も求める
- 自然や創作活動を通じて心を癒す
- 忍耐力があり、自己主張が控えめ
ISFPは「冒険家」や「職人」と呼ばれ、調和を願う平和主義者です。自分の価値観や美的感覚をとても大切にしながら、周りとも穏やかに過ごしたいと考えます。「自分らしくいたいけど、誰とも争いたくない」という気持ちを持っています。
感受性が鋭く、色や音、香りなど五感で多くのことを感じ取ります。人の気持ちもよく観察していて、その繊細さゆえに人疲れしてしまうことも。表には出しませんが、実は傷つきやすい一面があります。カフェに入った時も、照明の明るさや音楽の雰囲気、座席の居心地まで敏感に感じ取り、「ここ、落ち着くな」「ちょっと騒がしいかな」と無意識のうちに判断しています。
平和主義で忍耐力があるため、自分のことより他人の要求を優先しすぎてしまうことがあります。「自分が我慢すればいいか」と自分を後回しにしがちなので、時には自分を主張することも大切です。
実際の例では、グループで映画を観に行く時、本当は別の作品が観たくても「みんながこれ観たいって言ってるし…」と合わせてしまいます。また、デザインやアート、音楽など創作活動を通じて自分の内面を表現することを好みます。手作りのアクセサリーを作ったり、写真を撮ったり、料理を美しく盛り付けたりと、日常の中で美を見出す天才です。自然の中で過ごす時間を大切にする人も多く、森や海、山などでリフレッシュすることでエネルギーを充電します。自分のペースで生きることを何より大切にしているため、急かされたり強制されたりする環境は苦手です。
5.ESFJ(領事官)

人々の調和を守る社交的なまとめ役
ESFJの主な特徴
- 社交的で人と関わることでエネルギーを得る
- コミュニティの平和と調和を最優先
- 細やかな気配りとまとめ役の才能
- 記念日や人間関係を大切にする
ESFJは「領事官」と呼ばれ、人々のニーズに応えて調和を保つことに喜びを感じる性格です。社交的で温かく、周りの人を気遣うことが得意です。グループの中心にいながらも、決して自分が目立とうとするのではなく、「みんなが楽しく過ごせているか」を常に気にかけています。
コミュニティの平和を何よりも重んじますが、集団の意見や感情に影響されやすい面もあります。みんなが仲良くできるように、気配りをしながら場をまとめる役割を自然と担います。たとえば、忘年会の幹事を任されると、全員の好みや予算、都合を聞いて、誰も不満に思わないお店を一生懸命探します。
人の気持ちを敏感に察知し、「この人、今困ってるかな」とすぐに気づいて手を差し伸べます。ただ、尽くしすぎて自分のことがおろそかになることもあるので、自分も大切にすることを忘れないでくださいね。
日常の具体例としては、職場で雰囲気が悪くなりそうな時、「そういえば、この前Dさんが面白い話してたよね」と話題を変えて場を和ませたり、新しく入ってきた人に積極的に声をかけて輪に入りやすくしたりします。誕生日や記念日も忘れず、お祝いのメッセージを送ったりプレゼントを用意したりする気配り上手です。学校のクラスや職場、地域コミュニティなど、どんな場所でも自然とまとめ役になることが多いでしょう。人と関わることでエネルギーを得るタイプなので、一人でいる時間が長すぎると寂しく感じることも。仲間と楽しい時間を過ごすことが、ESFJの心を満たしてくれます。
平和主義なタイプに共通する5つの特徴
平和を愛するMBTIタイプには、いくつかの共通点があります。ここでは、その心理的な特徴を詳しく見ていきましょう。
1. 高い共感力と感受性
特徴のポイント
- 他人の気持ちを自分のことのように感じる
- 言葉にしなくても相手の状態を察知できる
- 芸術やクリエイティブ活動に才能を発揮
- 感じすぎて疲れやすい面も
平和主義なタイプは、相手が悲しんでいたら一緒に悲しみ、喜んでいたら一緒に喜びます。この共感力の高さが、争いを避ける大きな理由なのです。「あの人、今つらそう」と察知できるので、周りからは「優しい人」「気が利く人」と思われることが多いでしょう。
2. 調和を最優先する思考パターン
特徴のポイント
- 「みんなが幸せならそれでいい」という考え方
- 全体のバランスを保つことを重視
- 対立する意見の中間点を探す能力
- チームワークで力を発揮
自分の意見があっても、それを言うことで誰かが不快になるかもしれないと考えると、つい飲み込んでしまいます。グループの中では、対立する意見の真ん中を取ろうとしたり、みんなが納得できる答えを探そうとします。
3. 自己主張が弱く我慢しがち
特徴のポイント
- 「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と考える
- 他人を優先し、自分の気持ちは後回し
- ストレスを一人で抱え込みやすい
- 長期的には消耗してしまうリスク
短期的には場が収まりますが、長期的には自分が消耗してしまうことも。自分の気持ちを伝えることは、わがままではありません。大切な人との関係を長く続けるためにも、時には「私はこう思う」と伝える勇気を持つことも必要です。
4. 内向的で慎重な性格傾向
特徴のポイント
- 内向型(I)が多く、少人数を好む
- 新しい環境には時間をかけて馴染む
- 一人の時間でエネルギーを充電
- 深く長く続く関係を築ける
大勢でワイワイするよりも、少人数でゆっくり話す方が落ち着きます。焦らずじっくり関係を深めていくので、一度仲良くなった相手とは長く続く絆を作ることができます。
5. 対立や緊張に強いストレスを感じる
特徴のポイント
- 争いの場面で心身に大きな負担
- 自分が当事者でなくても影響を受ける
- 競争が激しい環境が苦手
- 穏やかで協力的な環境を好む
誰かが言い合っているのを見ると、自分が当事者でなくても心がざわざわしてしまいます。体育会系のガツガツした雰囲気や、競争が激しい環境も苦手です。だからこそ、穏やかで協力的な環境を選ぶことが、自分らしく生きるための大切なポイントになります。
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平和主義の強みを活かす方法
争いを避ける性格は、決して弱さではありません。むしろ、今の社会で必要とされている大切な能力なのです。ここでは、その強みを活かす方法をお伝えします。
調整役としての価値
活かせる場面
- 意見が分かれた時の仲介役
- 会議での対立を和らげる役割
- 両者の良いところを見つける能力
- 静かに場を整えるリーダーシップ
意見が分かれた時、間に入って両方の気持ちを聞き、落としどころを探せる人は貴重です。平和主義者は、この調整役として高い能力を持っています。「自分は目立つタイプじゃない」と思っているかもしれませんが、静かに場を整える力は、誰にでもできることではありません。
共感力を生かしたサポート
活躍できる分野
- カウンセリングやコーチング
- 人事や顧客サポート業務
- 友人や家族の相談役
- 感情労働が求められる仕事
人の気持ちに寄り添える力は、相手の本当の悩みを引き出し、心に寄り添うことができます。「あなたに話を聞いてもらえて良かった」と言われた経験があるなら、それはあなたの大切な才能です。ただし、感情労働として疲れることもあるので、自分のケアも忘れずに。
創造的な表現活動
向いている活動
- 絵画、音楽、文章などの芸術
- デザインやクリエイティブ制作
- 言葉にできない感情の表現
- 趣味としてのストレス解放
平和主義者の豊かな感性は、芸術やクリエイティブな活動にぴったりです。内面の世界が深いからこそ、人の心に響く作品を生み出すことができます。表現することで、溜め込んでいた感情を解放することもできますよ。
平和主義の弱みとその対処法
優しさや平和を愛する心は素晴らしい特性ですが、時にはそれが自分を苦しめることもあります。ここでは、よくある悩みとその対処法をご紹介します。
自己犠牲しすぎる傾向
対処法のポイント
- 優しさと自己犠牲は違うことを理解する
- 小さなことから断る練習をする
- 自分を守ることはわがままではない
「自分が我慢すればいい」と考えすぎると、いつか心が疲れ切ってしまいます。「今日はこれは断ろう」「この意見は伝えてみよう」と、少しずつ自分を大切にする練習をしてみてください。
決断に時間がかかる
対処法のポイント
- 完璧な答えを求めすぎない
- 70%くらい良ければ決断してみる
- 信頼できる人に相談して背中を押してもらう
みんなが納得できる答えを探そうとすると、なかなか決められないこともあります。失敗しても、そこから学べることはたくさんあります。一人で抱え込まず、助けを求める勇気も大切です。
ストレスを溜め込みやすい
対処法のポイント
- 定期的に自分の心をチェックする
- 好きなことをする時間を意識的に作る
- 疲れたと感じる前に休む習慣をつける
感じやすい性格だからこそ、知らず知らずのうちにストレスが蓄積してしまいます。自然の中で過ごす、信頼できる人に話を聞いてもらうなど、自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう。
平和主義なMBTI・まとめ
今回は、平和主義なMBTI5選とその特徴について見てきました。5つのタイプは、それぞれ違った形で平和を愛し、調和を大切にしています。争いを避ける性格は、決して弱さではありません。むしろ、人の気持ちに寄り添い、場を整え、みんなが幸せになれる道を探せる大切な能力なのです。
今の社会では、競争や対立ばかりが注目されがちですが、本当に必要なのは平和を愛する心かもしれません。自分の優しさを大切にしながら、無理せず自分らしく生きていってくださいね。時には自分の気持ちも伝えて、自分も周りも幸せになれるバランスを見つけていきましょう。
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それでは、次回のブログでお会いしましょう!
